クレジットカード現金化の行為が法律で罰せられたことは一度もない

クレジットカード現金化 罰

クレジットカード現金化は違法じゃないの?法律で罰せられることはないの?

クレジットカード現金化はグレーな手法ですが、違法ではありません。

本記事では下記の内容を解説します。

 

  • クレジットカード現金化の行為が法律で罰せられたことは一度もない
  • クレジットカード会社にバレたらペナルティを受けるの?

▼動画による解説もあります▼

クレジットカード現金化の行為が法律で罰せられない理由

クレジットカード現金化の行為が法律で罰せられたことは一度もない

クレジットカード現金化の利用者が罰せられない理由

自分のクレジットカードを現金化したことで、今までに法的に罰せられた人はいません。クレジットカード現金化の行為が罰せられない理由は、その仕組みがグレーで曖昧だからです。

クレジットカードの現金化は、買った物を転売して換金する手法が主流ですが、正規の店で買い物することも、不要な商品を売却することも、違法な行為ではありません。また、「はじめは自分で使う予定だったが、やっぱりいらなくなったので他の人に売った」ということは一般的によくあることで、そのような行為と、意図的な現金化の見分けがつかないのが実状です。

クレジットカード現金化業者が罰せられたケース

過去に、クレジットカード現金化業者が罰せられたケースはありますが、罪状は、法定を上回る金利を取ったことによる「出資法違反」でした。この時摘発された業者は、キャッシュバック業者でしたが、現金化行為が罰せられることはありませんでした。

クレジットカード現金化業者を使うと、万が一その業者が摘発された時に、巻き込まれる可能性があり危険ですが、個人で現金化したり、買取り業者に転売する場合は、罰せられる心配はないといえるでしょう。

クレジットカード会社にバレたらペナルティを受けるの?

クレジットカード会社にバレたらペナルティを受けるの?

クレジットカード会社は利用規約で現金化を禁止している

カード会社としては、返済さえ滞らなければ、クレジットカードをどんどん使ってもらった方が手数料を取れるので好都合です。現金化の疑いが多少あっても、支払い遅れを一切せずにきれいにカードを使っているユーザーに対しては、黙認している部分もあると考えられます。

しかし、カード会社の利用規約では、クレジットカードの現金化は禁止されています。支払い遅れなどせず、きれいにカードを使っていれば、注意されることはあまりありませんが、支払いが遅れがちになったり、換金性商品の購入が目立ちすぎると、現金化を疑われる可能性はあります。

現金化したことを認めてしまったらペナルティを受ける可能性はある

カード会社から現金化を疑われた場合、現金化したことを認めてしまったら、利用停止などのペナルティを受ける可能性はあります。しかし、疑われたとしても、本人が認めなければ、本当のことはカード会社にはわかりません。

カード会社は、クレジットカードで何を購入したのかは把握していますが、その商品が、その後どうなったのかは知り得ません。自分で使ったのかもしれませんし、誰かにプレゼントしたのかもしれません。カード会社は疑うことはできても、現金化を断定することはできないのです。