
クレジットカードにはキャッシング枠があるのに、何のためにわざわざショッピング枠を現金化するの?

わざわざショッピング枠を現金化するのには理由があります。本記事では下記の内容を解説します。
- 何のために?クレジットカードを現金化する理由
- 現金化サービスがなくならない理由
- クレジットカード現金化が危険といわれる理由
▼動画による解説もあります▼
何のために?クレジットカードを現金化する理由
クレジットカードを現金化する人は基本的に、「キャッシング枠を使い切った人」あるいは「もともとキャッシング枠が付いていない人」です。そのような人が、他にお金を借りる手段がない場合に、クレジットカードのショッピング枠を現金化するのです。
何のために現金をつくるのかというと、ほとんどの場合、「返済のため」です。クレジットカードの返済のために、ショッピング枠を現金化するので、何度も現金化していると、いわゆる「自転車操業」の状態に陥る危険性があります。
現金化サービスがなくならない理由
クレジットカード現金化のサービスは、今から20年以上も前から存在しています。現金化サービスがなくならない理由は、それだけ「需要」があるからです。つまり、「クレジットカードの返済に困っている人が多い」ということです。クレジットカードの返済に困る理由は、当然、クレジットカードの使い過ぎが原因ですが、その根源は「クレジットカードのショッピング枠が総量規制の対象外」というところです。
総量規制とは、貸金業法で定められた「年収の3分の1までしかお金を貸してはいけない」という規制です。クレジットカードのキャッシング枠は、この総量規制によって過剰な貸し付けは抑えられていますが、ショッピング枠は総量規制の対象外なので、過剰な限度額が設定されている場合があります。これが「クレジットカードの返済に困る」根源です。
クレジットカード現金化が危険といわれる理由
クレジットカード現金化が危険といわれる理由は、「詐欺業者の存在」が原因です。クレジットカードの現金化は、ショッピング枠で購入した指定商品を、業者が買取り現金化するシステムです。業務形態は、一般的な「金券ショップ」や「買取りショップ」と同じですので、本来は安全なサービスです。
しかし、インターネットの普及とともに、「カード情報を盗んだり」「お金を振り込まない」といった詐欺業者が増えたため、「クレジットカード現金化は危険」と認識されるようになってしまったのです。
クレジットカード現金化は、どうしてもお金に困った時には便利なサービスですが、過度な利用は「自転車操業」に陥る可能性があるため、注意が必要です。また、悪質な詐欺業者も存在するので、店舗を構えている安全な現金化業者の利用をおすすめします。