
クレジットカードで新幹線とかの切符を買って、金券ショップに売れば現金化できる?

はい。出来ますが、注意点があります。本記事では下記の内容を解説します。
- 切符より回数券の方が換金率は高い
- カード会社は商品区分コードで何を買ったか把握している
- Amazonギフト券は切符や回数券よりも安全
▼動画による解説もあります▼
切符より回数券の方が換金率は高い
カード会社に疑われやすいリスクはありますが、JRの切符や回数券は、クレジットカードで購入できます。ただし、金額によっては、切符や回数券が買えない厳しいクレジットカードもあります。(例:アメックスなど)
金券ショップでの換金率は、切符よりも回数券の方が高くなります。例えば、新幹線の東京-新大阪間(指定席)の料金は、切符で買うと14,720円です。しかし、回数券(6枚つづり)で買うと、1冊が83,640円ですので、1枚あたり13,940円になります。金券ショップの買取り価格が13,000円だとすると、切符の場合13,000÷14,720=約88%、回数券の場合13,000÷13,940=約93%となり、回数券の方が換金率は高くなります。
カード会社は商品区分コードで何を買ったか把握している
切符よりも回数券の方が換金率は高くなりますが、回数券の方が現金化を疑われやすくなります。なぜならカード会社は「商品区分コード」により、何を買ったのか把握しているからです。
クレジットカードで買い物をすると、レシートや利用明細に三桁の商品区分コードが記載されます。鉄道・バスの商品区分コードは、「201 回数券」「202 プリペイドカード」「203 定期券」「200 その他」となっています。切符は「200 その他」に該当し、換金性商品の対象外と判断されるのです。とはいえ、切符もまとめて大量に購入すると、回数券と同じように現金化を疑われます。
Amazonギフト券は切符や回数券よりも安全
切符や回数券よりも安全に購入できるのがAmazonギフト券です。Amazonギフト券EメールタイプはAmazonのサイトで販売されており、簡単にクレジットカードで購入できます。
切符や回数券の場合、現金化を疑われやすいうえに言い訳も難しくなります。「短期間でなぜそんなに新幹線に乗るのか」と訊かれると返答に困るでしょう。あるいは何処行きの切符を買ったか忘れてしまっているかもしれません。
Amazonギフト券Eメールタイプは、クレジットカードでしか買えません。クレジットカードでしか買えないので、万が一、カード会社に何か言われても、「他の支払い方法が選べなかった」ということができます。また、「ギフト券」ですので、人にプレゼントするためのものです。お祝い用に数万円をプレゼントしても何ら不自然ではありません。